1. HOME
  2. ブログ
  3. 神奈川県からの人形供養|割れ物の梱包と発送の注意点・費用(供養料)の目安

神奈川県からの人形供養|割れ物の梱包と発送の注意点・費用(供養料)の目安

神奈川県から人形供養を郵送で出したいけれど、ガラスケースや陶器などの割れ物が心配──という方へ。富士浅間神社では郵送での受付を歓迎しており、正しい梱包なら安心してお送りいただけます品名は「人形(ぬいぐるみ)」と記載し、費用(供養料)の目安はみかん箱=1口=2,500円。本記事では、基本の3層梱包→ガラスケースの扱い→宛名・品名の書き方→費用の考え方→持参との比較まで、神奈川県からの実践ポイントをまとめました。最後に発送前チェックリストも付けています。

神奈川県からでも郵送OK|まずは全体像(4ステップ)

神奈川県(横浜・川崎・湘南・相模原など)にお住まいでも、富士浅間神社の人形供養は郵送が現実的な選択肢です。以下の4ステップで送付できます。

  1. 準備:段ボール箱、緩衝材(エアキャップなど)、封筒、メモ、供養料(みかん箱=1口=2,500円)を用意します。危険物・食品・液体は同梱できません。
  2. 封入:住所・氏名・電話番号・供養内容を記したメモと供養料を封筒に入れ、箱のふたの裏に軽く貼ります。電池入り玩具は電池を抜きます。
  3. 梱包:割れ物は次章の3層梱包で丁寧に包み、箱の内部に隙間がないように詰めます。複数箱の場合は封筒を1箱目に入れ、備考欄に「2箱口/封筒は1箱目」と記します。
  4. 発送:宛名と品名を記入し、宅配便で発送します。品名は必ず「人形(ぬいぐるみ)」とし、着払いはできません。富士浅間神社では全国からの送付を受け付け、月1回の式典で供養後、報告はがきを送付しています。

詳しい受付方法は【人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)】をご確認ください。

割れ物の梱包|基本の3層(内装→緩衝→外装)

割れ物の安全な梱包は「内装→緩衝→外装」の3層が基本です。以下のポイントを押さえれば輸送中の衝撃に強くなります。

内装:やわらかい紙で個別に包む

人形の顔や手足、装飾など細かい部分は白いキッチンペーパーやティッシュで包みます。新聞紙はインクで汚れるため使いません。髪や衣装の形を崩さないようにふんわり包み、マスキングテープで軽く留めます。

緩衝:エアキャップを二重巻きし角を重点保護

個別に包んだ人形や小物には気泡緩衝材(エアキャップ)を2~3重に巻き付け、セロハンテープで固定します。壊れやすい角や突起はコーナーガードや折りたたんだ緩衝材で厚く保護しましょう。小さなパーツは袋にまとめてから包むと紛失防止になります。

外装:箱の下・側面・上に緩衝材を敷きスキマ0

箱の底・側面・上に丸めたクラフト紙やエアキャップを敷きます。荷物を入れたら隙間を詰めて動かないようにし、ガムテープでしっかり封をします。箱の外側に「われもの注意」などのケアマークシールを貼ると、配送スタッフに注意を促せます。

ガラスケース入り人形の梱包|ケースを外すか迷ったら

ガラスケース入りの人形は扱いが難しく、梱包方法によって破損リスクが大きく変わります。

外せる場合:本体とケースを別包みに

ケースから人形が取り外せるなら、本体とケースを別々に包みます。人形は前章の3層梱包で丁寧に包み、装飾品や刀などの小物は小袋にまとめます。ガラス板は1枚ずつエアキャップで包み、段ボール板で挟んでさらに包むと安全です。

外せない場合:厚めに二重巻き+コーナーガード

ガラスが固定されているケースは本体を取り出せないため、ケース全体をクッション材で覆い、内部にも柔らかい素材を詰めます。プチプチの大きいタイプでガラスに沿わせ、中にはバスタオルや小さなぬいぐるみを詰めて隙間を埋めます。外側も二重に巻き、四隅にコーナーガードを付けたうえで一回り大きな段ボール箱に入れ、周囲に緩衝材を詰めましょう。箱には大きく「ガラスケース」と記載すると扱いが丁寧になります。

電池入りの人形やオルゴールは電池を抜いて送るのが望ましいです。刀や槍などの付属品は先端に緩衝材を巻き付け、別包みにして安全性を高めます。

宛名・品名の書き方(品名は「人形(ぬいぐるみ)」)

宛名は以下のテンプレートを参考に記入してください。複数箱の場合は備考欄に「2箱口/封筒は1箱目」と明記し、誤配送防止のため太字で目立たせます。住所・氏名は供養後のご報告はがき送付のため必要ですが、事情により省略したい場合は相談できます。

〒375-0024
群馬県藤岡市藤岡1152
富士浅間神社

品名:人形(ぬいぐるみ)
備考:2箱口/封筒は1箱目(必要に応じて記入)
依頼主:〒XXX‑XXXX 神奈川県○○市○○町1‑2‑3 氏名・電話番号

品名は宅配業者の規定に沿って具体的に記載する必要があり、「雑貨」などの曖昧な表現は避けます。郵便局を利用する場合は、現金書留以外で現金を送ることは郵便法で禁止されているため、供養料を現金書留(現金かきとめ)で別途送付します。

費用(供養料)の目安|みかん箱=1口=2,500円/大型は“何口分相当”

供養料はみかん箱サイズ(縦+横+高さ=約100cm)を1口として2,500円が目安です。厳密ではなく、大型の人形や複数体の場合は「何口分相当」と考えれば良いとされています。以下の早見表はあくまで目安です。

お品の例概算口数供養料の目安コメント
雛人形七段飾り(ケースなし)2〜3口5,000〜7,500円段数が多いほどボリュームが増えるため、ゆとりをもたせます
中型ガラスケース入り1体2口5,000円ケースを外せない場合でも二重梱包で安心
こけし・小さな陶器人形10体1口2,500円緩衝材でまとめて1箱に収まる例
大型ケース入り人形(幅80cm程度)3〜4口7,500〜10,000円ケースと人形を別梱包にして複数箱になる場合
ぬいぐるみ大量セット(45L袋分)2〜3口5,000〜7,500円箱ではなく袋でも可

上記は目安であり、お気持ちに応じた金額で問題ありません。複数箱でも封筒は1箱にまとめます。

持ち込みと郵送の比較(神奈川からの現実解)

富士浅間神社へ直接持ち込むこともできますが、神奈川県からは距離があり時間と交通費がかかります。割れ物や大型の人形は郵送の方が安全な場合も多いです。以下の表で比較します。

比較項目持ち込み(神奈川から)郵送コメント
所要時間片道2〜4時間の移動が必要梱包・発送の手間だけ日帰りが難しい場合は郵送が便利
手間複数箱は大変梱包後は宅配業者に任せられる割れ物の複数箱は郵送が安心
荷姿車内で箱が揺れやすく破損リスクがある緩衝材とケアマークで保護可能郵送は破損リスクを下げられる
天候雨天や猛暑だと運搬が負担宅配業者が屋根付きトラックで運ぶ季節や天候に左右されない
費用交通費+供養料送料+供養料複数箱の場合は送料も考慮

割れ物・大型・複数箱の場合は郵送が向くケースが多いです。日程に拘束されないため、忙しい方にもおすすめです。

よくある質問(5問)

Q1. ガラスが割れないか心配です。

A1. 内装・緩衝・外装の3層梱包を徹底し、人形やケースを2〜3重に包み、箱内の隙間をなくせば配送中の衝撃に耐えやすくなります。ケアマークシールで「われもの注意」と伝えることも大切です。

Q2. 匿名で送れますか?

A2. 供養後に報告はがきをお送りするため、氏名・住所・電話番号をメモに記入するのが基本です。やむを得ない事情がある場合は富士浅間神社にご相談ください。

Q3. 領収証はもらえますか?

A3. 領収証の発行は可能です。希望する場合はメモに「領収証希望」と書き添えましょう。

Q4. 着払いで送っても良いですか?

A4. 着払いは受け付けていません。送料は発送者負担で、供養料は別途封筒に入れて送ってください。

Q5. いつ供養されますか?

A5. 富士浅間神社の人形供養は月1回程度の式典で行われ、日付は毎月変動します。受け付けは随時可能で、供養後には報告はがきをお送りします。

発送前チェックリスト(10項目)

  • 人形の顔・手足・装飾を柔らかい紙で個別に包んだ
  • 気泡緩衝材を2〜3重に巻き付け、角や突起を重点保護した
  • 箱の底・側面・上に緩衝材を敷き、隙間なく詰めた
  • 封筒に氏名・住所・電話番号・供養内容・供養料を入れ、箱のふた裏に軽く貼った
  • 電池入り玩具の電池を抜き、刃物・スプレー缶など危険物は同梱していない
  • 品名を「人形(ぬいぐるみ)」と記入し、「雑貨」など曖昧な表現は避けた
  • 複数箱の場合は備考欄に「○箱口/封筒は1箱目」と記載した
  • 「われもの注意」のシールや赤字で注意書きを貼った
  • 着払いになっていないか、送料を自分で負担することを確認した
  • 発送前に【人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)】を再確認した

送り先と申込み方法(電話・LINE・メール)

送り先は「富士浅間神社」宛で大丈夫です。郵送の場合は上記の宛名テンプレを参考にし、電話やLINE・メールで事前に申込みます。LINEやメールなら写真を添付して状態を相談できます。申し込みの際は「神奈川県からガラスケース入り人形を送りたい」などと伝えるとスムーズです。

費用や日程、持ち込み可否など詳細は【人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)】をご覧ください。郵送受付は常時行っています。早めの準備と丁寧な梱包で、大切な人形を安心して供養しましょう。

人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)

関連記事