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人形供養の費用(供養料)の考え方|みかん箱=1口=2,500円の目安と早見表

「いくら包めばよいのか分からない」——そんな不安を解消するために、富士浅間神社ではみかん箱(縦+横+高さ=約100cm)= 1口 = 2,500円目安としてご案内しています。大型や点数が多い場合は、「何口分に相当するか」で考えていただければ大丈夫です。本記事では、先に結論→口数の決め方→早見表→よくある事例→郵送時の費用まわりまでを1本にまとめました。最後にチェックリストもご用意しています。

まず結論|費用(供養料)は「みかん箱=1口=2,500円」が目安

富士浅間神社の供養料は、みかん箱サイズ(縦+横+高さの合計が約100cm)を基準に1口=2,500円と考えます。この目安は厳密な定額ではなく、お志(お気持ち)としてお納めいただくものです。箱に何体入れても構いませんし、箱の大きさや点数に応じて「何口分相当か」でご判断ください。

当神社では式典を毎月1回程度執り行っていますが日程は月ごとに変動します。受付は随時で、ご持参でも郵送でもお受けできます。より詳しい案内は下記リンクから確認できます。

人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)

口数の決め方|サイズ・点数・素材で「何口分相当」

費用を決める際は、次のような要素を考慮して「口数」を決めましょう。

  • サイズが大きいか小さいか:みかん箱を大きく超える場合は2口以上、小さな箱で収まるなら1口で十分です。
  • 点数が多いか少ないか:ぬいぐるみを5〜10体ほどまとめて送るなら1口、中型の人形が複数ある場合は2口以上を目安にします。
  • 素材や壊れやすさ:ガラスケース入りや陶器製の人形は、緩衝材で包んだり箱を分けたりする必要があるため口数が多めになります。
  • 付属品の有無:雛人形の飾り台や屏風、五月人形の道具など付属品が多い場合は、2〜3口に分けて考えます。

ミニ計算例

  1. 中サイズのぬいぐるみ10体 → 1口(約2,500円)を目安とします。
  2. 雛人形5人飾り(人形+小物一式) → 2〜3口(約5,000〜7,500円)を目安とし、飾り台や屏風は任意で送付しても構いません。
  3. ガラスケース入り日本人形(中型)と兜付き五月人形 → それぞれ2口・3口と考え、合計5口(約12,500円)の目安です。壊れやすいケースは緩衝材で厚く保護し、箱を分けても大丈夫です。

早見表(料金〈供養料〉の目安)

以下は一般的なお品物別の口数と供養料の早見表です。あくまでも目安なので、お気持ちや実際の大きさに合わせて調整してください。

お品の例目安の口数供養料の目安メモ
ぬいぐるみ(中サイズ5〜10体)1口約2,500円小物はまとめて一袋にすると送料を抑えられます
雛人形一式(人形+道具)6口約15,000円収納箱ごとOK、大型の場合は箱を複数に分けます
雛人形本体のみ1.5口約3,750円飾り台や屏風を自宅で処分すれば口数を減らせます
ガラスケース入り日本人形(中型)2口約5,000円緩衝材で角を厚く保護し、ワレモノ注意シールを貼ります
五月人形(兜・鎧・道具)3口約7,500円無理に詰め込んで供養前に壊れないようご注意ください
こけし・市松人形・剥製1口約2,500円生き物の形をしたお品・陶器製など燃えないものも受け入れています
大量のお人形・ぬいぐるみ(例:実家の押し入れから大量に出てきたもの)24口約60,000円数十箱分に及ぶ大量でも一括して受け付け可

事例でわかる|よくある組み合わせと口数の考え方

実際にご相談が多い組み合わせを挙げ、口数の考え方を示します。いずれも目安であり、厳密な計算は不要です。

  • 雛人形一式+ぬいぐるみ5体 — 雛一式は6口、ぬいぐるみは1口で合計7口(約17,500円)。雛人形の飾り台や屏風を外しておけば口数を抑えられます。
  • ガラスケース入り日本人形2体 — ガラスケース1台につき2口が目安なので2台で4口(約10,000円)。分量を抑えるためにケースをご自宅で処分しても構いません。
  • 五月人形(兜・鎧一式)+こけし数本 — 五月人形は3口、こけしは1口で合計4口(約10,000円)。兜や鎧は生き物の形ではないものの、当神社では受け入れ可能です。
  • 中型ぬいぐるみ20体 — 10体あたり1口を目安にすると2口(約5,000円)。詰め込み過ぎると箱が破損しやすいので、2箱に分けて封筒は1箱目にまとめます。

郵送時の費用まわり|送料・現金書留・複数箱の備考

富士浅間神社では郵送での受付が多く、全国どこからでも送付が可能です。郵送時の費用については次の点にご注意ください。

  • 送料はご負担ください:発送にかかる送料は利用者負担で、着払いは受け付けていません。
  • 供養料の送付方法:宅配便の場合は箱の中に現金を同封できますが、郵便局から送る場合は供養料のみ現金書留で送るよう案内されています。
  • 封筒は1箱目にまとめる:複数箱になる場合でも、メモと供養料を入れた封筒は1箱目にまとめ、箱のふた裏に軽く貼り付けます。
  • 品名は「人形(ぬいぐるみ)」:送り状の品名には必ず「人形(ぬいぐるみ)」と記載してください。具体的に書くことで運送会社による確認がスムーズになります。
  • 危険物や食品は同梱不可:スプレー缶や刃物、ライター、可燃性液体などの危険物、食品や液体、生体などは入れないでください。
  • 電池は抜く:電池入り玩具は輸送中の動作や発熱を防ぐため、事前に電池を抜くことをおすすめします。

よくある質問(費用編)

本当にその金額で固定ですか?

供養料は1口=2,500円を目安としており、厳密な定額ではありません。お気持ちでお納めいただければ大丈夫です。これ以外に費用のご負担はありません。

無料の人形供養はありますか?

一部の業者で無料と称しているサービスもありますが、富士浅間神社では丁重な式典と後日のご報告の葉書送付を含めた供養を行っており、供養料と送料のご負担をお願いしています。過度に安価なサービスは別途費用や送付条件がある場合もあるのでご留意ください。

匿名や住所を伏せて送れますか?

祝詞での読み上げやご報告はがき送付のため、お名前・ご住所等を記載していただいていますが、特別な事情がある場合は省略した形での受付も可能です。

領収証は発行してもらえますか?

ご希望があれば領収証を発行します。メモにその旨をご記入ください。

追加のお願いやオプション料金はありますか?

供養祭は月に一度程度の式典で丁重に行われ、その後ご報告のお葉書をお送りします。お札・お守りをご希望の場合でも授与料は不要です。基本的に追加費用はありませんが、大量・大型の場合は口数に応じて金額が増える点だけご理解ください。

返送は可能ですか?

原則としてお預かり後の返送はできませんので、手放すお品をよくご確認のうえお送りください。

申し込んでからどれくらいで報告がありますか?

式典のあと、ご報告のお葉書をお届けします。受け取りから1〜2ヶ月程度かかる見込みです。

失敗しないコツ|費用を抑える工夫と注意点

  • 小物を1袋にまとめる:小さなぬいぐるみや付属品は袋や圧縮袋にまとめると、口数や送料を抑えられます。
  • 圧縮袋の活用:かさばるぬいぐるみは圧縮袋で圧縮すると箱数を減らすことができます。ただし潰れやすい人形は避けましょう。
  • 複数箱の分け方:無理に詰め込まず、2箱に分けて送ることも可能です。封筒は1箱目にまとめます。
  • 危険物不可・電池は抜く:スプレー缶などの危険物や液体を入れないこと、電池入り玩具は電池を抜いてください。
  • 角の保護と緩衝材:ガラスケースは内部にも緩衝材を詰め、外側をプチプチで厚く包み、ケースと箱の隙間も緩衝材で埋め、ワレモノシールを貼ります。角を重点的に保護すると破損リスクが減ります。
  • 水濡れ対策:ビニール袋やOPP袋で包むと雨や湿気から守れます。
  • 持ち込み割引を活用:自分で持参する場合は送料が不要です。遠方の場合は数回に分けて送ることで費用の分散にもなります。

送り先と申込み方法(電話・LINE・メール)

申し込みは電話・メール・公式LINEで受け付けています。送付先は以下の通りです。

  • 送り先:〒375-0024 群馬県藤岡市藤岡1152番地 富士浅間神社
  • 電話:0274-22-2597(9:30〜11:30/13:30〜17:00、仏滅・お盆付近は休業)
  • メールinfo@fuji-sengen.sakura.ne.jp(返信がない場合は電話で連絡)
  • 公式LINE:下記ご案内ページ内のボタンから追加できます

申込時には所有者名(ふりがな付き)や住所などを記載したメモを同封してください。月例式典のため日程は毎月変動しますが、受付は随時で、遠方の方も郵送でお送りいただけます。詳細は以下のリンクからご確認ください。

人形供養のご案内(郵送可・毎月の式典)

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